脳梗塞のあと、トイレが近くなりました。

前立腺肥大症や過活動膀胱などの悩みや不安について、ドクター武田がアドバイスします。

脳梗塞のあと、トイレが近くなりました。

75歳の時に脳梗塞で倒れ、1か月ほど入院しました。言語障害と麻痺が残り、今も週2日、リハビリに通っています。おかげで麻痺はずいぶんよくなったのですが、以前よりトイレが近くなってしまいました。からだが思うように動かないので、間に合わず漏らしてしまうこともあります。また、夜寝ている間も何度もトイレに起きてしまい、家の者にも迷惑をかけるので心苦しく、困っています。これも脳梗塞の後遺症なのでしょうか?

(76歳/無職)

神経因性の過活動膀胱と考えられます。トイレが近い「頻尿」、突然、尿意が襲い、間に合わず漏らしてしまう「切迫性尿失禁」は、過活動膀胱に含まれます。過活動膀胱には、脳と膀胱を行き来している信号にトラブルが起きる「神経因性」のものと、それ以外の原因から起きる「非神経因性」のものがありますが、この方の場合は、脳梗塞の発作後に頻尿や切迫性尿失禁の症状が出たということですので、神経因性、つまり、脳からの「まだ出してはいけないよ」という信号が、膀胱や尿道にうまく伝わらないために、膀胱が勝手な動きをするようになったものと思われます。
 この場合は、過活動膀胱を直接治療する薬(抗コリン薬)で、症状を抑えることができます。他の病気が無いかもう一度病院で調べた上で、治療を受けてみてください。薬のほかにも、電気や磁気で神経を刺激して膀胱や尿道の働きを調整する治療法があります。

過活動膀胱『カンタン120秒解説』Webムービー

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