前立腺がんの種類 進行度別の治療法

前立腺がんの治療法には、内分泌療法、手術療法、放射線療法などがあり、がんの種類や進行期によって、治療法が選択されます。

内分泌療法

男性ホルモン(テストステロン)の分泌を抑制して、がんの縮小をはかる治療法です。以前は精巣を手術で摘出する方法が主流でしたが、現在ではホルモン剤の開発がすすみ、ごく一部のケースを除けば、薬でテストステロンの分泌を抑える方法が一般的になっています。薬物療法には、男性ホルモンの分泌を調整する、脳の中の脳下垂体という部分に作用して、精巣からの男性ホルモンの分泌を抑制する注射(LH-RHアゴニスト)と、男性ホルモンの作用を抑える内服薬(テストステロンレセプター・ブロッカー)があります。

手術療法

がんが前立腺内にとどまり、前立腺の周囲や他の臓器への転移がみられない場合、前立腺を全て取り除く「根治的前立腺摘出術」を行います。手術方法には、開腹手術と腹腔鏡という内視鏡で行なう手術の2通りがあります。後者の腹腔鏡を使った手術は、開腹せずに腹部に4〜5箇所小さな穴をあけ、腹腔鏡で前立腺を観察しながら、手術器具をからだの外から操作して、摘出するものです。開腹手術に比べて、術後の傷が小さく、入院期間も短いなど、患者さんにとっては負担の少ない手術方法です。ただし、熟練した技術が必要なため、行っている病院が少ないのが現状です。

放射線療法

放射線をがん細胞に当てる治療法で、がんの転移が起こっていないケースに対して行われます。前立腺への照射は、前立腺のすぐ近くにある直腸が放射線に弱いため、腸粘膜からの出血を起こさないよう、照射は慎重に行います。先に内分泌療法を行い、前立腺がんを縮小させてから放射線を当てる方法も広く行われています。なお、最近行われはじめた「小線源放射線治療(ブラキ・セラピー)」は、前立腺の組織の中に放射線を出す小さな物質を入れて、前立腺だけに放射線を当てる方法です。この方法では、周囲の臓器への影響が少なく、後遺症が少ないのが特徴です。

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